信頼できる情報を載せているサイトはどこ?

がん情報サイトの種類と特徴

  1. まず公的な機関が提供している信頼性の高い情報に目を通しましょう。
  2. 個人の闘病記やブログ、患者会のウェブサイトを通じて同じ病気をもつ人との交流も有用です。

国立がん研究センターがん対策情報センターの「がん情報サービス」など、公的な機関が開設しているウェブサイトは、もっとも信頼性の高い情報源と言えます。

一方、患者さんやご家族が公開している闘病記では、検査の感想など患者さん本人でないとわからない情報も掲載されています。個人差があることを念頭に、闘病記集や患者会のウェブサイト、同じ病気をもつ人の交流のためのウェブサイトなどを利用するのも有用です。

さらに一方で、特定の食品や治療法などを「がんに効く」と紹介しているウェブサイトも目につきます。平成16年(2004年)に厚生労働省は、特定の商品の治療効果を患者さんの体験談と偽って掲載し、商品の購入へ誘導するいわゆる「バイブル本」に対して行政指導を行いました。このような「バイブル本」と同じ目的で開設されたウェブサイトが存在する可能性もありますので、注意しましょう。

代替療法に関しては、四国がんセンターホームページ内の「がんの代替医療の科学的検証に関する研究」や、「がんの補完代替医療ガイドブック第3版」でくわしく紹介されています。

がん情報サイトの種類と特徴

参考になるサイト(総合情報)

総合情報
サイト名(運営主体) 特徴

がん情報サービス
(国立がん研究センターがん対策情報センター)

国立がん研究センターによる一般向け情報。各種がんの解説をはじめ、がん診療連携拠点病院、緩和ケア病棟のある病院、相談支援センターの情報などが充実している。

がん研究会
(がん研究会)

「がんに関する情報」のコーナーで、がんに関するさまざまな情報を一般の方にもわかりやすい内容で紹介している。

がんナビ
(〔株〕日経BP社 日経メディカル別冊編集部)

医師向けの医学専門誌「日経メディカル」による総合がん情報サイト。国内外の最新情報を掲載している。

がん情報サイト PDQ®日本語版
(先端医療振興財団臨床研究情報センター)

米国国立がん研究所(NCI)の大規模がん情報サイト(Cancer Information Physician Data Query:PDQ®)の情報を日本語で配信している。国内外で行われているがんの臨床試験を参照することもできる。

海外癌医療情報リファレンス
(日本癌医療翻訳アソシエイツ)

米国食品医薬品局(FDA)、米国国立がん研究所(NCI)の臨床試験結果、英語で発表された論文の概要など、がんに関する最新情報をボランティアの医師らが監修・翻訳している。

参考になるサイト(相談・闘病記など)

悩みを相談したい
サイト名(運営主体) 特徴

がん研有明病院
(がん研究会)

「がんに関するサポート・ご相談」のコーナーで、がんに関する相談の案内情報を掲載している。

国立がん研究センターがん情報サービスサポートセンター
(国立がん研究センターがん対策情報センター)

がん患者さんをはじめ誰でも利用でき、がんに関する情報、療養生活で必要なこと、悩みの相談などができる相談支援センターへの紹介や「患者必携」の案内を行っている。

日本対がん協会
(日本対がん協会)

看護師や社会福祉士による電話相談や、医師による電話や対面での相談の予約に関する案内がある。がん研有明病院や国立がん研究センターでの相談受付についても紹介している。

チームオンコロジー.Com
(ジャパン チームオンコロジー プログラム〔J-TOP〕事務局)

患者さんと医療者、または家族とのコミュニケーションをテーマに掲示板「チームオンコロジー」で意見交換できる。専門の医師らが質問に答えている。
闘病記など
サイト名(運営主体) 特徴

健康と病いの語りディペックス・ジャパン(DIPEx-Japan)
(健康と病いの語りディペックス・ジャパン)

厚生労働科学研究がん臨床研究事業「がん患者の語り」データベース研究班が、患者さんの語りのデータベースを構築しており、現在「乳がんの語り」、「前立腺がんの語り」を公開中。英国の乳がんの患者さんの語りの翻訳版も公開中。

JPOP-VOICE
(パブリックヘルスリサーチセンター JPOP委員会)

がんについての体験や思い、痛みの克服について、病気を体験された方や医療関係者の声を動画で紹介している。

LifePalette(ライフパレット)
(〔株〕メディエイド)

患者さん同士のコミュニケーションをプロデュースする、患者コミュニティサイト。会員向けには日記やインターネット上に病気体験記を作成する機能を提供している。日記、病気体験記、連載記事は会員以外でも閲覧できる。

TOBYO
(〔株〕イニシアティブ)

がんをはじめ、10,000を超える闘病記が登録されている。病名だけでなく、処方されている薬の名前などで闘病記を検索することができる。会員登録することで闘病情報を自分用に整理したり、新たな闘病情報をインターネット上から集めて整理したりすることが可能になる。

闘病記ライブラリー
(連想出版)

書籍として出版されている闘病記をがん種別に整理して掲載している。表紙、目次、奥付を閲覧することができる。

関連リンク

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