不安になった時、どうすればいいの?

不安になったとき

  1. 不安を抱えてひとりで悩まないようにしましょう。
  2. 前向きに病気と取り組めるよう、自分に合った対処法を見つけましょう。

がんと診断されて不安を感じない方はおられないでしょう。また、ひとりで悩んで、ストレスに苦しまれている方も多いと思います。少しでも、がんという病気に前向きに取り組めるよう、その対処法を考えてみましょう。

がんと不安

  1. 抱える不安や恐怖は特別なことではありません。
  2. 他人と自分の病状を重ね合わせ、安易に不安を感じることは禁物です。

がんという病気に罹っていても、人それぞれ症状も治療法も異なります。同様に、抱える不安や恐怖は、微妙に異なっていることでしょう。しかし、一般的には「がん=不治の病」というイメージがあるため(実際は違います)、不安になったとしても、それは特別なことではありません。むしろごく自然な感情です。

不安は、がんを告知されたときから始まり、治療や手術に対して、副作用についてと、治療経過に伴い変化していきます。このため、他人と自分の病状を重ね合わせ、安易に恐怖心を抱いたり、悲観的になっても意味はありません。また、どこかが痛むと再発ではないかと不安になるのは誰にでもあることです。ただし、痛みがあるとさらに不安が助長されてしまいますから、痛いところがあるときには速やかに主治医の診察を受けるようにしましょう。

ストレス解消法

  1. 病気以外のところに目を向け、自分に合ったストレス解消法を見つけましょう。
  2. 前向きな方々との交流を通じ、よい対処法が見つかることもあります。

ストレスによる気持ちの変化は、日々の生活や治療への取り組みに影響を与えることもあります。ストレスを解消し、少しでも気持ちを病気以外のところに向ける工夫をしてみましょう。

例えば、身近な家族や友人に気持ちを打ち明ける、仕事や趣味に時間を費やす、好きな音楽を聴いたり、適度な運動をするといった解消法を見つけることも大切です。

また、患者会に出席し、悩みや体験を分かち合い、励まし合う中で、よい対処法が見つかることもあります。もちろん、病態や治療経過は一人ひとり異なりますが、がんに前向きに取り組んでいる方々との交流は、大きな励みとなるはずです。

「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになるのだ」と言った哲学者がいました。がんと向き合うときも、笑顔を忘れないことは大事です。

がまんしないで医療にたよる

  1. 強いストレスや不安は、がまんしないで専門の医療者に相談しましょう。
  2. がん診療連携拠点病院の相談支援センターでは、専門の医療者についての情報を得ることができます。

強いストレスや不安に押しつぶされそうになっている患者さんがおられます。こんなときはがまんしないで、専門の医療者に相談してみましょう。きっと、自分に合った対処法を、一緒に考えてくれるはずです。

例えば、「心のケアの専門家」として、精神科、精神神経科、心療内科の医師、臨床心理士などがいますし、体のつらい症状などに対応してくれる、「緩和ケアチーム」が作られている病院もあります。まずは、主治医や看護師に相談してみましょう。

がん診療連携拠点病院の相談支援センターでは、そういった専門家やチームについての情報を得ることができます。また、専門の医療者によるカウンセリング(相談)や治療を受ける際の費用には、健康保険が適用されます。

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