どんな検査をすれば分かるの?

がんの診断

がんを治すには、がんを早く見つけることが一番の方法です。でも、がんを見つける方法は、がんの種類によって様々です。
さあ、一緒にがんを診断する方法について学んでいきましょう。

診断方法について

  1. 検査・診断の方法には、(1)直接視(み)る・触(さわ)る、(2)体の中を映し出す、(3)血液や細胞を調べる、の3つがあります。
  2. 生検(せいけん)は、がんの疑いがある組織を一部取り出して、がんかどうかをくわしく調べるために行われます。

がんを見つけたり、進み具合を調べたりする検査・診断の方法は、大きく3つに分けられます。

(1)直接視る・触る  -  視診(ししん)・触診(しょくしん)・指診(ししん)・内視鏡検査(ないしきょうけんさ)

触診は乳房、指診は直腸、内視鏡検査は胃、大腸、膀胱、気管支などにできるがんの検診で行われます。

(2)体の中を映し出す  -  画像検査

画像検査には、乳がん検診で用いられるマンモグラフィーをはじめとするX線検査のほか、CT検査、MRI検査、PET検査などがあり、それぞれ体の一部もしくは全体を映し出して異常がないか調べます。

(3)血液や細胞を調べる  -  血液検査・細胞診・生検

血液検査は、がん細胞が出す物質(腫瘍マーカー)を測定し、がんの進み具合を調べます。細胞診は子宮や肺、のど、膀胱などにできるがんを診断します。生検は、がんの有無を確認するためにがんの疑いがある組織を一部取り出して、くわしく調べます

  • 内視鏡検査
    イラスト:内視鏡検査
  • マンモグラフィー
    イラスト:マンモグラフィー

診断のガイドライン

  1. がんの種類によって、検査・診断の方法は異なります。
  2. 診断のガイドラインはがんの種類によっては診療アルゴリズム(流れ)またはガイドライン(指針)として出されているので、内容を知ることができます。

がんの検査・診断の方法は、がんができる場所に合わせて考えられ、進歩してきました。そのため、がんの種類によって、検査・診断の方法は異なります

下の図は、乳がんが確定するまでの検査の流れ(これを「アルゴリズム」と言います)を示したものです。

図:乳がんの診療アルゴリズム

「患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2012年版 日本乳癌学会編」

このような検査・診断のアルゴリズムは、がんの種類によっては診療アルゴリズムまたはガイドラインとして出されているので、見ることができます

診療アルゴリズムが決められているがん
  • 胃がん
  • 肝がん
  • 子宮頸がん
  • 子宮体がん
  • 消化管間質腫瘍(GIST)
  • 食道がん
  • 腎がん
  • 膵がん
  • 大腸がん
  • 胆道がん
  • 乳がん
  • 肺がん
  • 皮膚がん(皮膚悪性腫瘍)
  • 卵巣がん

関連リンク

※リンク先のウェブサイトは中外製薬株式会社が運営するものではないことをご了承ください。

ページトップへ